診療科のご案内

Clinical Departments

血管外科

血管外科は、心臓と脳以外の全身の血管(動脈、静脈)の疾患を扱う診療科です。
動脈硬化症、動脈瘤、静脈瘤、血栓症、抹消動脈疾患などの疾患を扱います。
診察・治療をご希望の方はご相談ください。

血管外科 診療時間

午前 午後
9:00 - 12:00 13:00 - 17:00

午前の最終受付時間は、11:30までとなります。

午後の最終受付時間は、16:30までとなります。

血管外科 担当医表

午前 岩元 岩元 岩元 岩元 岩元 -- --
午後 -- --

手術の際には、お待ちいただくか別日でのご案内とさせていただきます。

岩元 智 先生

岩元 智 先生

当院で扱う主な疾患や症状

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは、下肢の静脈が拡張して、こぶ(瘤)ができる病気です。
血液が静脈内で逆流することによって発生し、瘤ができる等の症状が現れます。

原因

高齢、長時間の立ち仕事、妊娠,出産、肥満、遺伝などがリスク要因とされています

症状

  • 下肢の静脈が目立つ、瘤がある
  • 下肢のむくみ
  • 疲労感や重だるさ
  • 痒みや熱感
  • 夜間のこむら返り

診断

問診や身体検査、超音波(エコー)検査など

治療

  1. 保存療法
    弾性ストッキングの着用
    運動療法や体重管理
  2. 非外科的治療
    硬化療法(静脈に薬剤を注入して閉塞させる方法)
  3. 外科的治療
    瘤のある静脈を結紮する手術(高位結紮術)
    瘤の除去(抜去術)
    血管内焼灼術:カテーテル治療 (レーザー、ラジオ波)
    血管内焼灼術(カテーテル治療)について
    皮膚を切開して抜去するのではなく、カテーテルで血管の内側から治療します。
    体への負担も少なく(低侵襲)で、傷も少ないため、日帰り手術も可能です。

予防

  • 定期的な運動
  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 足を高くして休む
  • 適切な体重を維持する

下肢静脈瘤は、放置すると症状が悪化することがありますので、早期の診断と治療が重要です。
疑わしい症状がある場合は、ご相談ください。